2024-10-21 05:17:42ポジションビルダーは、デリバティブ（無期限、先物、オプション）を用いて洗練されたポートフォリオを簡単に作成できる強力なツールです。さまざまな契約やカスタマイズされた戦略で投資を分散させ、一度に数百の注文を出すことができます。
お客様が取引ポートフォリオをすばやく構築できるよう、本ガイドではポジションビルダーの使用方法について説明します。
ポジションビルダーを使い始める前に、次の点にご留意ください。
- 複数の注文を一度に出せるよう、アカウントを統合取引アカウント（UTA）に更新してください。
- 現在、成行および指値注文のみがサポートされています。
ステップ1：次のいずれかの方法で、ポジションビルダーのページにアクセスします。
a) USDT無期限契約取引ページ：注文ゾーンで [取引戦略] をクリックします。ここでは、次の2つの投資戦略を選べます：[無期限契約の保護] または [永続的な収益の増加]。
無期限契約の保護と永続的な収益の増加の戦略は、それぞれプロテクティブプットとカバードコールに似ています。詳細については、次の記事をご参照ください。
次に、[購入] をクリックして、選んだ戦略での購入数量とその詳細を入力します。また、注文ゾーンにある [カスタマイズ] をクリックして、ポジションビルダーのメインページに移動し、注文をカスタマイズすることもできます。
b) USDCオプション取引ページ：
オプションチェーンの右上にある [ポジションビルダー] をクリックします。
ステップ2：ポジションビルダー経由で注文をします。
USDT無期限、USDC無期限、USDC先物、USDCオプションの契約では、最大200のポジションをカスタマイズすることができます。また、ストラドル戦略、バタフライ戦略、アイアンコンドル戦略、ストラングル戦略、コール／プット・スプレッド戦略、カバードコール戦略、プロテクティブ・プット戦略など、異なる市況におけるさまざまな投資アイデアの可能性も探れます。
- ポジションを作成する通貨を選択します。
- 戦略テンプレートをカスタマイズして、ポジションを建てます。
- 契約を選択する
- 契約のタイプと方向を設定する
- シミュレーションしたポジションを追加する
- 無期限契約のレバレッジを設定する
- 希望の注文価格とポジション価額を調節する
- 注文板のステータスを確認する
- 成行または指値の注文タイプを選択する
注：デフォルトでは、USDT無期限が推奨されています。ドロップダウンメニューから、他の契約タイプ（USDC無期限、USDC先物、USDCオプション）を選択することもできます。
戦略をさらにカスタマイズする場合は、デルタヘッジを活用します。組み合わせにデルタエクスポージャーがある場合、利用可能なヘッジ量が表示され、関連するデリバティブを追加することで相殺し、デルタニュートラルを維持することが可能です。
また、デフォルトではロング戦略が推奨されています。[カスタムモードへ変更] への変更をクリックすると、数量や注文方向など、ポジションの各種パラメータをカスタマイズすることができます。カスタムモードに切り替えても、戦略の元データは保持されるので、数量や方向などのパラメータを自由に変更することができます。
損益チャートの調整
損益チャート機能を利用して、次のような方法で戦略をカスタマイズできます。
- 行使価格：確認したい行使価格の範囲を選択して、損益チャートの表示を調整できます。
- IV（推定変動率）：IVの範囲を-80%から300%までドラッグできます。
- 満期日：オプションの満期日を現在のレベルから最も遠い満期日までドラッグできます。
合計損益、証拠金、ギリシャ指標の確認
ページ右側では、シミュレーションしたポジションの合計損益、使用中の証拠金、ギリシャ指標など、さまざまな重要情報を確認することができます。
[証拠金情報] にある [ポートフォリオ] または [クロス] をクリックすると、ポートフォリオマージンとクロスマージンの詳細を確認でき、直接切り替えることもできます。
契約間でロングとショートのヘッジをかけながら複数レッグの注文を出す場合は、ポートフォリオマージンモードの使用を推奨します。
はい
いいえ